舌と歯並び

舌筋の衰えや舌癖が及ぼす歯や口元への悪影響

口元は、思っている以上に目につきやすい部分です。白くて形の良い歯は、顔全体の印象を良くしてくれますので、歯医者を利用して歯並びの矯正やホワイトニングをされている方も多いでしょう。
しかし、理想の口元に近づきたいという場合、舌の存在も忘れてはいけません。舌も歯並びに大きく影響しています。舌の筋肉の衰えや、舌癖などが及ぼす歯や口元への悪影響とはどのようなものでしょうか。

上顎前突や下顎前突

普段から舌を使って歯を内側から押し出す癖や、食べ物をかみ砕き飲み込む時に舌を前に押し出すような癖がある方が注意しなければならないのが、上顎前突や下顎前突です。常に内側から外側に向けて、歯に圧力をかけているために上顎や下顎前突(受け口)になってしまうのです。歯茎全体が突出してきてしまうため、笑うと歯茎が目立つ口元になってしまいます。

八重歯や歯並びの悪さの原因になる

舌の筋肉が弱り、上顎に接さず下顎に落ちてしまうことによって舌で上顎を広げられなくなり、下顎スペースが狭くなってしまいます。そのため、歯は狭いスペースの中で上手く並ぶことができなくなり、凹凸の目立つバランスの悪い歯並びになってしまうのです。

開口になってしまう

口を閉じる時、上手く噛み合わなくなってしまうのも、舌筋の衰えや舌癖によって及ぼされる口元への悪影響です。前歯を上手く使えなくなるため、奥歯中心の咀嚼となってしまいます。その結果、噛み切る動作がしにくくなり、必然的に柔らかいものばかりを食べることによって顎の力が弱まってしまうのです。

歯は生涯を共にする大切なパートナーです。舌は歯並びだけでなく、頭痛姿勢肩こりなど、一見つながりを感じられないような要素とも関係している重要な器官です。このような影響から守るためにも、舌筋トレーニングを始めましょう。
舌筋トレーニングを始める際は、当社の舌筋強化具をご利用ください。従来からの舌筋トレーニング(舌回し、舌だし)では強化されにくかった、舌根部を鍛えるための装置となっています。